レビュー 勝間和代:断る力

タイトルが斎藤孝の本かと思った。

断る力 (文春新書)
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勝間 和代
文藝春秋
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シゾフレメランコ度を測定してみた。

  • メランコ度:66%
  • シゾフレ度:12%

ふーむ。もう少し修行が必要かな

付箋したところ

指示を出したときに質問が少なすぎる

受け身の姿勢だとそうなりがちで、経営方針・事業方針が示された場合にその場では特に意見はないかと問われても答えないのに、あとになって昼ご飯のときになって、会議が終わったあとでぶつぶつ周りに言っている、というのはありがちな景色だな。

疑問や質問は思いついたら言ってみたほうがよいとおもうし、そう心がけている。

2ちゃんねるの書き込みの中に、明らかに私がある特定の人にしか話していない内容が書かれていて

勝間和代さんは敵も多そうだよね。。
著書を読んでもいないのに勝間和代さんが嫌いだという人もいるので、気軽に本を薦めづらい。
もったいないなぁ。読みもせずに嫌うなんて。

しかし、こういう攻撃の仕方をするとは意外だな。
確かに、こういう攻撃のやり方を見ていると、勝間和代さんを攻撃しようと思う人は少なくなるだろう。

匿名性は攻撃性を助長します

Why so?ができない。監獄実験の結果から?

I'm right. You are wrong

なぜ英語?
こういう思考パターンにとらわれがちだという指摘で、7つの習慣のWin-Win、理解してから理解される、も同じかな。

言葉を使って言わなければ絶対わからない

心から同意。なのに、言葉も使わずに通じない、と嘆く人がいるのは不思議。
口に出さないと相手には聞こえないし、行動しないと相手には見えない。片思いの女子にこういう人いるよね。どうしてわかってくれないんだ、と。

アサーティブ=誠実、率直、対等、自己責任

この4つは、倫理観にも通じると思うけれど、これはテクニックでどうにかなるものだろうか?誠実である、嘘をつかないという倫理観を持っていない場合に、テクニックだけでカバーしきれる=倫理観を持っていないことが周りからはわからない、とすることはできるのだろうか?

他人からフィードバックを受けるのは,怖いこと

きちんとフィードバックをしてくれる人は少ないですが、確かにフィードバックを受け止めるのは怖い、怖いからこそフィードバックをしてくれた人に対して自分を守るために「怒り」という対応をしがちだ。

フィードバックをしてくれる人は大切にしたいし、フィードバックをもらったときは感謝するようにしてる。

ひたすらボールを追いかけて、ゴールを目指すような

こういう仕事の仕方、やりがちだな。

ソフトやサービスはリリースするけれど、ユーザからのフィードバックは貯めっぱなしで優先巡視づけもろくに機能しないし、ポリシーもよくわからない。そうやってサービスを使ってくれたユーザをないがしろにして失望させることを繰り返すのは、リスクが高いと思う。はてなのように。

はてなアイディアのタグに、「検討3年」とあるのがとても気に入っている。シニカルというか、思わずにやりとするそのブラックユーモアは良いな。


はてなアイディアは、もう機能していないよね。最初の頃は良かったんだろうけど、見直しの時期に来ていると思う。

自分の頭で考えるという教育方針を持った家庭は、それと相反した校風を持つ学校に子どもを入れようとは思わない

コレは覚えておこう。向こう数十年、自分の頭で考える習慣を持たないと食にあぶれる可能性があるだろうから。もっとも、同調圧力の強い学校に入れようと思わないけれど。自分がそうだったのだけど、非常に不快だった。

渋谷教育学園グループの教育方針はいいな。

自由・自主・自律・自尊を掲げた学校とかないんだろうか。

商品開発のためにマーケティングを行うときのポイントは、いかに具体的にターゲットとなるユーザを絞り込めるか

うーん、1つの商品で広いのターゲットを狙うのは難しいと。
まずはターゲットを絞った展開をしないといけないということか。

必要以上に相手を不快にさせることはない

レビュー 勝間和代「本当のルール」 - Money does not hurt your heartでも触れられていましたが、わざわざ敵を作る必要はない。断るときには相手を不快にさせないように配慮する。

地方部の方が同調圧力が強い

だから、私は田舎に戻りたくないのかもしれないな。

1学年1クラスの学校は避けよう

この視点はなかった。1クラスの中で何かあると、そこから救うのは難しいと。
教員が学年1クラスだと、牽制というか権力分散ができず危険だな確かに。国の政策としてここは配慮しておくべきところではないだろうか?

中島義道 人を嫌う理由

これは覚えておくとイイかも。フレームワークだな。
なぜ、その人が彼の人を嫌うのかを分析するときに使ってみよう。

顧客満足度を測るときの究極の質問:この商品(サービス)をぜひ、知り合いに勧めたいですか?

コレはその通りだな。わたしも人に何かを薦めるときは、本当に良いな、と思ったものしか薦めない。
今行っている美容室は、人に薦めたいけれど、誰にでも紹介はできない。

神経症的な妬みの文化

日本の妬み・嫉妬は文化だったのか。
何をやっても標準値から外れるとねたまれるというのは行きづらいものだろうな。優秀な人にとっては。凡人にとってはこれほど生きやすい社会もなかろうな。

自分より才がある人に対しては嫉妬だけして自分の努力・能力を棚に上げていれば済むのだから。

その問題は、労力や時間を使って解決すべき問題なのか

学生のときに、「もっと飲み会に出た方が良い」と言われたことがあるのを思い出しました。

他人に対して嫌うこと、悪意をもつことはほとんどありません

私も同じです。どうしてだろう?
嫌いになるまえにつきあうのをやめるからかな。

教育を受けるのは、他人の役に立つため

うーん、もう少し考えたいな。

反論はリスクを伴うため、リターンがない限り行ってはいけない

逆に殴られっぱなしでそのままにしていると、「殴ってもいい人だ」と思われるため全力で反撃すべし、と。

それはその通りで、断固として闘う姿勢、というのは大切。

なるべく得意な能力を活用する場面を増やす

苦手なことはそれが得意な人に任せればいい。
私の場合は、なんだろうか。

たとえ1日一時間でも、数年間、数十年間積み重なるうちには、莫大な量の時間配分、即ち努力の違いとなる

これは実感としてあるな。英語を毎日聞いていたり、新聞を毎日読んだりする、そういった小さな事の積み重ねが、追いつくことのできない差になるのだと思う。さて、これからの10年間はどんな積み重ねをすべきなのだろうか。

そういう、積み重ねをすることが苦にならないことが自分の強みだし、それを伸ばしていかないといけないんだろうな。

よりよい方法はないか、一歩進んで考える癖をつける

何を言われたときにも、よりよい方法はないかと考える。即座にハイと要求を呑まないようにする。

若年層は差別を受けている

そうだよなぁ。。他の差別については、いろいろ言う団体がいるけれど、若者については誰も何も言ってくれないもんなぁ。。