KOKIAライブ Infinityレポート。KOKIAと同じ時代に生きることを幸せに思った

今日のライブのテーマは「出会い」だったような気がするので、出会いについて考えてみよう。
たぶんKOKIAを知ったのは、Nack5のラジオだったと思う。KOKIAと出会えなかったら、人生の楽しさが減っていたし、苦しいときはもっと苦しかったんじゃなかろうか。


突発性難聴になって、聴力はもどらないかも、と医師に言われたときに思ったのは、音楽が楽しめなくなることだったし、KOKIAの歌が聴けなくなることだったし、KOKIAのライブに行けなくなることだった。音楽は私の人生にとってはたいせつなものになっている。


幸いにも、日常生活に支障がない程度に聴力はほぼもどった(左右はバランスが異なるようになったけど)。聞こえることが当たり前だと思っていたけれど、聞こえなくなることの恐怖を味わって、そのありがたさがわかった。これまで耳に対して粗雑に扱いすぎていたのを反省して、ヘッドフォンやイヤフォンで音楽を聴くのはやめた。



今日のライブは、今まで見たKOKIAのライブの中でも、珠玉のライブだった。また行きたい。音楽としての完成度と趣味の合致度合いが良すぎて、ここ数年はKOKIAのライブにしか行けなくなってしまってきていた。突発性難聴以降は大きな音を聞くのが辛いので、もうバンドのライブには行けないと思う。


晴海トリトンもよかったけれど、今日のライブもすばらしかった。
そういえば、ピアノだけだったら、何年か前の六本木のピアニストのピアノはすごかったな。あれはピアノってそんな音が出るのか、と愕然としたような記憶がある。


ともあれ、今日のライブでは、音楽を聴いて感動するような心が自分に残っていたことに驚いた。

音楽って、人を感動させるものなのだな。あれだけ楽しそうに歌を歌って、感情を歌に乗せて人に伝えられる人って、珍しいのではないだろうか。KOKIAと同じ時代に生きてることを幸せだなぁ、と思ったライブでした。

楽しそうに歌う人から、エネルギーというか、なんというか、なんかもらったような気がすることってあるんだなぁ、としみじみ。

レポート

  • ライブは、昔に比べて客層がカップルが多くなりましたね。あとは年配の方達がだいぶ増えた印象。
  • 二部構成のライブって、はじめてでしたが、間に休憩があるといいですね。
  • 天井の高い会場で、最近のライブだと大きい会場かな。
  • 泣いた
  • 敬虔な気持ちになった
  • ピアノとパーカッションの人が楽しそう
  • アコーディオンがあまり存在感がなかった