新入社員研修に見える前時代性

4月から、京急線の駅を通勤時に使うようになったのですが、改札の前で、おそらく新入社員と思われる若い人たちが声を枯らしながら「ありがとぉございましたぁああああ!!!」と繰り返し繰り返し叫んでいます。

よっぽど仕事がないのか、教育の一環なのかはわかりませんが、社内で誰もそれを止めない、という社風であることは覚えておいた方が良いかもしれません。


新入社員研修というと、とかく無駄というか、人生の浪費であることが多いように感じますが、改札の前で延々と「ありがとぉございましたぁああああ!!!」と叫び続けるのはその中でも屈指でしょう。


それは人生の無駄だと思うので、我慢することなく辞めても誰も責められない気がします。そういったことに美点を見いだしたり、俺だって苦労したんだからおまえも苦労すべき、といった精神性を持つ人もいますが、そういったサディズムを満たしてあげる趣味がない人にはさぞかし苦痛だろうと哀しくなります。


自動車や、電機関係の会社でも、工場研修をやったりしますが、その研修をさせることに決めた人は、実際にその研修を自分でやった場合も目的とした効果があると感じるのでしょうか?