赤ちゃんの粉ミルクを作るのが面倒です


こんな質問が発言小町で出たら説教回答で埋まりそうだし、ベビーカーの件に限らず、子育てに関して面倒とか大変とか言うとそれに対して批判される風潮を感じるけど面倒なものは面倒だししなくていい面倒や苦労はしなくていいと思う。自分たちがした苦労をしないなんて許せないお前も苦労しろ的なやりかたは誰も幸せにしないと思うのだけれど。エクセルの1行1行を真心込めて1日かけて手修正したほうがマクロで数秒で終わらせるよりも評価が高かったりするのも同じ心の動きかな。苦労することが美徳、しなくてもいい苦労をするのが美徳、人がしている必要もない苦労をしないことが悪徳、効率化は悪徳と。


食事は手を抜いたらダメだとは思うものの、掃除や洗濯は別にルンバと乾燥機付き洗濯機に放り込めばそれで十分。
別に苦労することや面倒なことを面倒なままこなすことは美徳ではないと思うから。
簡単なことは簡単にやって、手をかけるべきところに重み付けするのが正しいのではなかろうか。


東日本大震災のあとで赤ちゃんのミルクを海外から輸入しようとするMilk for Japanという動きがあった。
世界のミルクを日本へ☆USA発☆Milk for Japan




この時まであまり知らなかったのだけど、日本で赤ちゃんに与える粉ミルクの作り方、
1 哺乳瓶を熱湯で消毒
2 粉ミルクを測って哺乳瓶に入れる
3 沸騰したお湯で粉ミルクを溶かす
4 哺乳瓶を水で冷やして肌と同じぐらいの温度にする
(この間赤ちゃん10分ぐらい泣いたまま)
というのは別に世界共通なわけではなくて、ペットボトルに入ったミルクに使い捨て乳首をくっつけてあげればすぐに赤ちゃんに飲ませれる便利な液体ミルクがある。


液体ミルクだったら
1 手を洗う
2 ボトルをよく振ってフタを開ける
3 使い捨て乳首をつける
だけで赤ちゃんにミルクをあげられる。
生まれてからの三ヶ月間でこれが使えたらどれほど助かっただろうと思う。
もちろん粉ミルクに比べれば高上りではあるのだけど、寒い夜中に何度も起きて赤ちゃんを泣かせたまま待たせて哺乳瓶を冷やすなんてことしなくてもベッドサイドにおいておけば泣いたらすぐにあげられたのに。

ちなみに粉ミルクでも、
1 手を洗う
2 哺乳瓶に粉入れて”水”入れて溶かす
3 振る
というシンプルな手順で消毒云々は特にないし熱湯で作る必要もないみたい。海外の粉ミルクは日本となんか違うのかしら?なんで日本は熱湯消毒とか熱湯で作って冷やす、みたいな面倒くさい手順なんだろう。水で粉ミルクを溶かした場合、哺乳瓶を自然乾燥させた場合、お湯で溶かした場合、哺乳瓶を熱湯消毒しなかった場合、でどれぐらい細菌繁殖とかに差があるんだろうか。もちろんそういうデータの裏付けがあった上での今の調乳手順になっているんだろうとは思うけれど。


日本の粉ミルクメーカーが調乳済みミルクを作らないのは不思議。社会的責任意識が高い産業だと推測するし、ビジネスとしても利益が出ないとも思えないし。法律的な制約もあるみたいだけど、それは今みたいに滅菌状態で食品を製造する技術がなかった時代の話で、阪神大震災の時も液体ミルクがあれば大きな助けになったことがわかっていながら東日本大震災でもまた海外から輸入するしかないというのはとても残念な話だと思う。


災害時への備えというのは、災害時のためにしておくべきことももちろんあるんだろうけど、常日頃から災害耐性の高い暮らしをしていくほうが頑健な社会が作れるのではないかと思う。災害のためだけの備えというのをずっと続けることはとても難しい。


液体ミルクがダメならば、使い捨ての哺乳瓶と使い捨ての乳首がピジョンやチュチュベビーあたりから販売されていればそれだけでも災害耐性は高められるのではないだろうか。使い捨ての乳首や哺乳瓶は、髭剃りのホルダー商法じゃないけど粉ミルクのビジネスモデルを変えるインパクトがあるかもしれない。宅配水みたいな新しいビジネスモデルができるかも。


災害が起きないのがいちばんだけど、次回起きてしまった時にまた赤ちゃんが飲むミルクに困る、なんて事態にならないといいなと思うし、楽に子育てできる道具や仕組みがあるならばもっと積極的に使えるような社会であって欲しいと思う。


Milk for Japanというプロジェクトが道半ばにして終わってしまったのはとても残念で、粉ミルクメーカーや行政方面に向けて調乳済みミルクを販売させる方向付けができればよかったのになぁ。

妊娠したら夫婦で読むおすすめの本まとめとレビュー

別に夫婦じゃなくても良いです。
はてなまとめとNaverまとめでまとめてみようと思って少し使ったのですがよくわからなかったのでダイアリーに書いておこう。

パートナーもしくは自分が妊娠したときに、このあたり本を読んでおくと産婦人科の現状とか、妊娠中にどういうイベントがあるのかとかどういうリスクがあるのかとか産婦人科ではどういう検査をしているのかとかがわかって見通しが良くなるのでオススメです。

妊娠〜出産に関しては色々思うところもあるのですが、忘れそうなのでとりあえず妊娠中の本だけまとめておこう。

あんまり男性は興味がなかったりするみたいですが、知っておいたほうがよいと思うのでパートナーに興味がなさそうでも読ませておくとよいのではないかと。。というか男も読め。

周産期医療に関わる方たちには本当に頭が下がります。いつまでたっても状況が良くなっているように見えませんが、産婦人科へ行く側としてもある程度の知識はあったほうがよいのではないかと思うのです。

たまごクラブはどうにも内容が薄いし妊娠時期に合わせた情報が載ってなかったりするので、娯楽として買うには良いのですがたまごクラブ以外でも情報を得られるようにしておいたほうが良いんじゃないかと思います。

産声が消えていく (祥伝社文庫)

産声が消えていく (祥伝社文庫)


小説です。
とりあえず手っ取り早く知識を入れるのにストーリーを使う、というのは効率的な戦略だと思うので小説から入ると入りやすいです。

小説としてもそれなりに面白いし、最初の一冊として読んでみると楽しいです。妊娠中だと怖い話も出てきますが、こういうリスクがあるんだ、ということもわかるし、昨今の産科スタッフがどういう状態で仕事をしているのかがわかります。

ノーフォールト(上)(ハヤカワ文庫JA)

ノーフォールト(上)(ハヤカワ文庫JA)


ノーフォールト(下)(ハヤカワ文庫JA)

ノーフォールト(下)(ハヤカワ文庫JA)


こちらも産科の現場がどういう状態かよくわかる小説。小説としても面白い。
書いているのは昭和大学の周産期医療センターの教授なのでリアル。

五反田とか品川周辺の話が出てきたりします。福島の大野医院事件以降の産科の荒廃が伝わってきます。ちなみに昭和大学は、城南地域ではリスクがある分娩を扱う数少ない病院の一つです。双子だったり高齢出産だったり妊娠中に何かあると昭和大学か成育医療センターを紹介されるそうな。

ちゃんと受診していない妊婦は迷惑なのでやめましょう。

産科女医からの大切なお願い―妊娠・出産の心得11ヵ条

産科女医からの大切なお願い―妊娠・出産の心得11ヵ条


妊娠する前に読んでおくと良いかも。妊娠してからでも産科の医師がどういうふうに考えているかがよくわかります。どういうリスクがあって、何が起きうるのかも。なんというか、全然考えてない妊婦の話ばかり出てくるのでげんなりします。

産婦人科医バミュの「小悪魔日記」

産婦人科医バミュの「小悪魔日記」


ブログで有名な産婦人科医の本です。
http://ameblo.jp/sanfujinka/
いやほんと現場の人達は大変だなぁ、としみじみ。この働き方は無理だ。

踊る産科女医 (実用単行本)

踊る産科女医 (実用単行本)


産科女医からの大切なお願い―妊娠・出産の心得11ヵ条とおなじくコチラもセックスの本で有名な宋美玄先生の本。
こちらはマンガなので、字が読めない!といったパートナーの方ならこの本だけでもせめて読んでおくと心構え、リスク、親とか周りから言われそうなこと、の情報が得られます。

はじめての妊娠・出産安心マタニティブック―お腹の赤ちゃんの成長が毎日わかる!

はじめての妊娠・出産安心マタニティブック―お腹の赤ちゃんの成長が毎日わかる!


毎日パートナーと一緒に読むのがオススメ。そろそろxxcmになったとか、この時期はこういう症状が出たりするとかがわかるので不安が和らぎます。

すべてがわかる妊娠と出産の本

すべてがわかる妊娠と出産の本

  • 作者: ハイディマーコフ,サンディハザウェイ,アーリーンアイゼンバーグ,竹内正人,森田由美
  • 出版社/メーカー: アスペクト
  • 発売日: 2004/10/15
  • メディア: 単行本
  • 購入: 5人 クリック: 86回
  • この商品を含むブログ (20件) を見る

オライリー的に言うならば「ミッフィー本」です。表紙ミッフィーじゃないけど。
網羅的に妊娠の経過と時期に合わせた症状やら検査やらリスクやらが書いてあるので、通しで読んでおくと産科の検査の時とかにまず「ええっはじめてきいたよ!」っていうことがなくなって安心です。

リスクに関してもかなり詳しく書いてあるので、どれか一冊だけ買うならこの本がオススメ。妊娠がわかった友人や親戚にプレゼントするならこれと上の二冊かな。

渡り医師犬童 (祥伝社文庫)

渡り医師犬童 (祥伝社文庫)


こちらはエンターテイメントとしての性格が強い小説ですが、小説としても疾走感がある展開でとても楽しめます。一気に読みました。
産科に限った話ではなく、医師はどうあるべきか、医療とはどうあるべきか考えさせられる上質な小説。

産科の救急対応の描写がリアルですばらしい。
産科関係の小説は、パートナーもしくは自分が妊娠〜出産前後に読むとより面白いんじゃないかと感じます。なんというか当事者感がリアル。

食べログやらせ問題:やらせ業者への依頼店舗を特定できないか?

ヤバい経済学とか自然言語処理NLP、不自然言語処理系の人たちがギンギンになってしまう話題なので誰かしらやってると思いますが、楽しそうなのでヤラセ店舗を特定できないか遊んでみました。

もう少し解析というか遊びと言うか調べられることがありそうなのでつづきます。
文体の癖から著者をクラスタリングするとか、そういう研究している人いないのかなぁ。

結論

うーん、今のところ確信をもって「発見!」とまでは言えません。
もう少し詳しく見て行かないとダメなのかな。つづく。

↓の方に調べた店舗のレビュー推移のグラフを載せておいたので、「これ変じゃない?」っていうグラフがないか見てみると楽しいです。
店舗リストも載せたので、解析してみると結構遊べそうです。

こういうレビュー点数と件数の推移は変じゃないのかな

グラフを描いて、ボーっと眺めて、「この中から仲間はずれを選びなさい」をやると、ふたつ仲間はずれっぽいのがありました。



女の勘、というわけではないですが、この動きはなんか変だなぁ、と思います。
(脱線しますが、「かわいげのない女だ」とか「女って〜」とかブコメがつくとわりと気にします)
横軸は年月、縦軸は棒グラフがレビュー件数、ラインのグラフが月毎のレビュー平均点です。

二店舗とも、テレビで紹介されたとか、雑誌に載ったとかでこういういきなり2011年10月あたりから大人気店になっちゃって高評価の書き込みが殺到中になったのだと思いますが、レビューには雑誌を見たとかテレビを見たとかさっぱり書いてないのが不思議です。どうしていきなり人気店になったのだろうか。広告を出したとかHotpepperとかの影響もありそうですね。

もう少しこの2つを掘り下げて遊んでみようと思います。

いくつか気になるグラフをピックアップ

これはたぶん本当に人気店。人気店はこういう感じの安定したグラフになってるっぽい。
閑古鳥な店。寂しい感じ。

2011年春頃から人気店化。テレビとかで紹介されるとこういう動きになるのかも。

動機

以前にも食べログのレビューの削除方針について書いたことがあるのですが、
こう見えても根に持つ方なので食べログをその後も愛しています。
食べログ(tabelog)に酷い店をありのままに書くと消されるのを知ってますか? - Money does not hurt your heart

最近のステマやらやらせ関連の報道で、店舗の特定ができていない、というニュースを見たのですが、
「複数の面から見て、矛盾や不自然さがない、異常がないイカサマデータを混入させるのは難しいんじゃないか?」
と考えました。その一方で「まさかヤラセ業者もそんな簡単にわかるようなヤラセ書き込みするほど馬鹿じゃないよねぇ・・・」という思いもありつつ。

もし、ヤラセ業者にそれが出来るのだったら、相当なやり手というか複数分野の専門性に長けたエキスパートの仕事、ということなのかもしれません。ちゃんと考えてるしプロの仕事だなぁ、ということでそれはそれで感心。

もっとも、口コミのデータはノイズだらけのデータだろうし、少しぐらいやらせデータを混ぜた所で影響は顕在化しないのかもしれませんけれど。

食べログは何がしたいんだろう?

そもそも、以前にも書きましたが、食べログは悪い口コミを削除して回るんじゃなくて、悪い口コミがたくさんついた店に改善のコンサルをするとか引導を渡すのが口コミサイトの社会的責任なんじゃないでしょうか。
悪い口コミは削除していい口コミしか残らない変なバイアスがかかっているあげくに、やらせ書き込みまで混ざってたらそれもう口コミじゃないと思う。

食べログがあるばっかりに悪い店がやらせ業者に依頼して行列の出来る店になる一方で、まじめにやってる店は客を奪われてるんだろうし、お客も食べログの口コミを信じて悪い店に来店してまずいもの食べることになるし、食べログしか得をしていないような気がします。

そんなんだったら食べログがない時代みたいに、みんながそれぞれのブログで好き放題書いていた時代のほうが良かったんじゃないでしょうか。

食べログに削除された口コミだけを集めた裏食べログ的なサービスがあると楽しいんじゃないでしょうか。訴訟にはなるんでしょうけれど、覚悟のある人が運営してくれたらいいなぁ。悪いことが見えない==悪いことが存在しない、ではないし。

やらせを言うなら新聞とかテレビのほうがひどくないか?

テレビとか雑誌のほうがヤラセを言うならひどいよね、と思うのですが、ここぞとばかりに新聞やテレビがネット叩きしているのは恥知らずと言うかなんというか。恥を知れと言うか。あるあるとか変態新聞とか忘れたの?

ともあれ、こうやって「第三者が検証できる」ことがネットの良さだと思います。テレビや雑誌や新聞は検証不可能なので、信頼度どうこう言うならばネットのほうがはるかにマシではないかと思っています。
食べログはテレビとか新聞に対して「お前らのほうがやらせやってるだろバカ」ぐらい言ってもいいと思うのですが、殴られっぱなしですねもったいない。

今回のやらせ業者は、ターゲットの店を先に悪い口コミで埋めて評価を下げておいて、瀕死になった所で営業に行く、というマッチポンプやってそうなのがたちが悪いですね。そもそも食べログの評価システムが店に行かなくても書けたりよくわからない方針で削除をしていたりするのも混乱の原因だと思いますが、いずれにしても口コミサイトとしては機能不全かな。
そのうち来店証明書みたいなものを発行するソリューションを販売することになるんでしょうか。

食べログやらせ問題でわかっていること

  • 2011年1月以前から存在していた
  • 月島のもんじゃ屋のうち2件がやらせ業者に依頼
  • その2件は月島もんじゃ振興会協同組合 加盟店 http://www.monja.gr.jp/map.html
  • 食べログに登録されている月島のもんじゃ屋は 90店舗弱
  • 月5件投稿で12万円10件、5件10万円(39社やらせ業者があるそうなので、他のプランがあるはず)

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120105/crm12010520570027-n1.htm

  • もんじゃ振興会協同組合は、やらせを依頼した店舗の特定には至っていない

→よって、書き込みは消されて”いない”はず。このタイミングで書き込みを削除したりする不審な動きをすると特定される懸念があるので削除していない、と思う。

  • 好意的な書き込みを行う
  • アクセス数を増やす

の2つのプランがある

やらせ業者が「料理の量や質、店の雰囲気」について具体的に「好印象」を書き込む方法のほか、食べログ上の店舗紹介ページへのアクセス数を増やし、注目順を上位に押し上げる方法だ。報酬は月額固定や成果に応じて支払うという

これらのわかっていることから、月島もんじゃ振興会協同組合加盟店の全書き込みを解析し、やらせ書き込みの特定を試みる。

解析にあたっての前提

1 やらせ依頼店舗には好意的な書き込みが残っている
2 やらせ依頼店舗が依頼した月には5件以上の好意的な書き込みがある

どうやれば特定できるか?案

特定のプランは次の通り。
めんどうなので統計とか難しいことは言わず目視で探す。
定量評価とか難しい事言わずに定性的に変な動きしてるデータがグラフにすれば見えるんじゃない?ぐらいの感覚です。

事前準備

1 食べログ登録店舗 && 月島もんじゃ振興会協同組合 の抽出
2 1の店舗の全レビューを抽出

案1:書き込み件数の推移を時系列でグラフを書いてみる

5件/月以上増えている店舗を絞り込む?→依頼したことの裏付け
テレビとかの影響でいきなり話題のお店になったのかもしれないけれど。

案2:評価点数の推移を時系列でグラフに書いてみる ←イマココ

突然上がってないか?
下がった後で急に上がっていないか?→やらせ業者のマッチポンプを想定

案3:書き込み内容の形態素解析→感情分析

不自然に好意的な書き込みはないか?
文章に特徴はないか?

案4:(不審な書き込みを絞れたら)レビューアの書き込み件数と来店日時・場所の解析

同じ日もしくは一週間以内に北海道と沖縄行ったりしてないか?
レビューの信頼性に関わるため使い捨てのアカウントではない、と思う。

案5:投稿された画像のExifの確認

同じ業者なら同じ機種を使ってるかも。
やけにレビューに画像が多いとかも怪しいか。
来店日と差異があったりしないかな。


レビュー件数とレビュー点数をグラフにしてみた

冒頭に書いたように、グラフにして眺めるだけでも、違和感を感じるレビュー推移っていうのはいくつかある。
やっぱり冒頭の店のレビューの変化はおかしいんじゃないかなぁ。













店舗一覧

月島もんじゃ協会加盟店のうち、食べログに店舗情報がある店一覧。ない店があったけど、検索の仕方が悪いだけかも。

竹の子 竹の子 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13012772/
はざま支店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13077484/
好美家 好美家 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13077485/
つきしま小町 つきしま小町 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13007567/
友 友 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13029521/
あんず あんず http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13029516/
五平 五平 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13024299/
能登 能登 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13049285/
つくしや つくしや http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13031308/
月島 月島 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13093901/
はざま本店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13007582/
たんぽぽ本店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13007566/
おしお本店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13007575/
弘 弘 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13096805/
錦2号店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13012776/
近どう2号店 nil
近どう本店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13012771/
あじろ あじろ http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13029357/
まぐろ家本店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13007576/
しなのや http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13021322/
ま乃 ま乃 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13041704/
錦本店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13012775/
宝島 宝島 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13034734/
もん吉西仲店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13053597/
来る実 来る実 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13025565/
もん吉本店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13012758/
いろは西仲店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13052710/
バンビ3号店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13116022/
蔵 蔵 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13029520/
いろは本店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13012757/
バンビ2号店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13051039/
えびすや えびすや http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13046542/
一樹 一樹 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13029517/
バンビ本店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13012761/
おしお和(なごみ)店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13021098/
みっちゃき みっちゃき http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13099331/
風月 風月 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13012784/
哲ちゃん 哲ちゃん http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13078207/
おしおNST店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13012765/
麦西仲店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13086075/
麦本店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13007584/
片岡 片岡 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13010747/
けい けい http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13036880/
太郎 太郎 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13007571/
かぶき http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13079987/
おしお居店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13099689/
おしおATARU http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13096127/
てまり てまり http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13052226/
丸山 丸山 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13012770/
大江戸坂井 大江戸坂井 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13051005/
近どう3号店 nil
めんこ めんこ http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13007579/
つくしや十八番地 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13090061/
ひろ仲通店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13132420/
だるま だるま http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13093901/
ことぶきや ことぶきや http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13033677/
風月2号店 http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13130047/

朝日新聞に載ってないニュースExcludeNewsはじめました




id:medtoolz先生が言っていた、
「新聞の裏側」というサービスがほしい - レジデント初期研修用資料
がずっと頭から離れなくて、誰か作ってくれるだろう・・・と思っていたけど誰も作ってくれないので作ってみました。
ExcludeNews 朝日新聞に載ってないニュース

たとえば「その日朝日新聞が報道しなかった記事」の一覧が読めたなら、朝日新聞それ自体を、ずいぶん違った目線で読めるようになる。その日の紙面を作った記者の人たちが何を考え、どんなゆがみを抱えて、あるいは押しつけられているのかを考察できる。
今のマスメディアは「全てゆがんでいる」ことになっているけれど、記事の数は十分に莫大で、ネットを通じて容易に収拾できる。その日にネットで公開された全ての新聞記事をクロールして、タグ付けを行った上で、そこから朝日なら朝日新聞に載った記事を引き算すると、「その日朝日新聞が報道しなかった記事」を閲覧することができる。タグ付けさえ終了すれば、裏朝日、裏日経、裏毎日、裏赤旗みたいな記事リストが、クリック一つで選択できる。

「新聞の裏側」というサービスがほしい - レジデント初期研修用資料より

medtoolz先生のアイディアのとおりにはできていませんが、1時間に一回ニュースをチェックして、その時点で朝日新聞が載せていないニュースをフィルタして表示しています。
朝日新聞が載せていないニュースだけを眺めてると、いろいろ気づきがあるかもしれません。

「気づき」をいかに設計するか

ここのところ、この「気づき」と言うか、意図せずしてふと入ってくる情報、というのをいかに意識してうまくサービスに取り込めるよう設計するか、に興味を持っています。

一時期のはてブホッテントリがそういう心地よい「気づき」が適度に混ざった奇跡的な情報源だった時があるのですが、昨今は2chのまとめサイトばかりで残念です。
naoyaさんのHBFavもそういう「気づき」を得られる可能性をいかに設計するかという点で同じなのかもしれません。

ExcludeNewsも「気づき」という点だと普段見ているニュースでは見られないニュースを抽出しようとしている点では気づきを目指す目的において共通しているのだとは思いますが、HBFavがお気に入りを通じて視野を拡大するようなイメージであるのに対し、ExcludeNewsでは「見えていなかった」ものに光をあてる面が強いのだと思います。

「気づき」のヒット率だとExcludeNewsみたいなやり方はたぶんヒット率は低いのだろうけれど、大きなホップになっているのではないかと期待しています。しばらくは眺めてみて、「気づき」があるかどうか試してみようと思います。

一週間程眺めていた感じだと、特に政治カテゴリだとマイナーなニュースに偏る傾向はありますが、大手が報道してるのになぜ朝日新聞だけ報道してないんだろう?というのもチラホラ。

まずは裏朝日新聞だけですが、裏読売、裏毎日なども同じようにできそうなので調整中です。

制約など

「その時点」で朝日新聞が載せていないだけなので、「その後」載せる可能性もあります。何日か分まとめて解析したほうがよいかも。
論調が朝日だけ逆だったりすると気づけません。たとえばTPP反対の記事は反対だけでグルーピングされていて、その中に朝日新聞が入っていると表示されません。

技術的なお話

形態素解析及び機械学習によるニュース記事のグルーピング、がまっとうな手段だと思ったので素直に勉強がてらやろうとしていたのですが、Googleニュースがそのまま使えそうだったのでそこから記事を引っ張ってきてフィルタしてるだけです。技術的に難しいことは全然してません。

バックエンドはNode.js+zappasでも使おうかな、と思っていじっていたのですが遅々として進まないのでいつものHeroku+Sinatra(Padrino)+Haml+Sass、DOMはnokogiri、データ保存用にAmazon S3です。はじめてTwitter bootstrapを使いましたが、使いやすいですね。気に入った。ウェブフォントもうまく使えば見栄えよくできそう。




TPPに賛成すべきか反対すべきかわからない

競争賛成=自由貿易が拡大するTPPも賛成?
基本的には競争原理が働いたほうがサービスや製品は良くなると考えています。

Youtubeで見た中野剛志さんの主張が腑に落ちるものだったのだけど、いいところがさっぱり無いようなのでよくわからなくて判断できない。
両面提示できないぐらいにデメリットしか無いのかな。

この件にかぎらず、自分がどう思うか、について意見をもつのは知識不足もあってむつかしいなぁ、とつねづね感じています。

TPPへの暴走を許さない国民的な共同をよびかけます/――暮らし・食料・農業・地域経済を守るために力をあわせましょう/2011年10月14日 日本共産党
極端な方がわかりやすいので共産党の立場も見てみた。

農林水産業をこわし、食料自給率を大幅に低下させる

国民が食べる米の9割以上が外国産米になる、なんて事態は考えづらいのだけど、関税がなくなるだけでそんな状態になるんだろうか?
外国産米っておいしくて安いのかしら?おいしくて安いならありえるかな。

でも、「日本の関税はすでに十分に低い」「すでに開かれている」っていうのと矛盾しない?

国民皆保険制度が崩され、医療崩壊がすすむ

国民皆保険制度が廃止されると何が起きるのだろう?
そもそも現在の保険制度だと、高齢者の医療費負担が現役世代に大きくかかりすぎているし崩してしまったほうが良いのでは?
断固堅持しなければいけない、というほど良いシステムなんだろうか。

国民皆保険制度がなくなれば安易な受診もなくなるだろうし、大量に薬を出すことに対して疑問をもつようになるだろうし、健全化する方向なんじゃないのかな。今の保険制度だと自分が受けている恩恵よりも、ぼったくられている感が強すぎて、崩壊したほうがいいんじゃないかという疑念が晴れない。喫煙者とか不健康な生活してたり自己責任でリスク高くしているような人の分まで保険料払いたくない。

喫煙者は自費診療になれば、喫煙者減ると思う。自分からリスク高めてるんだから保険使う必要ないよね。

産婦人科みたいに一定額のバウチャーみたいなのを出して負担を下げるとか、分娩費用の公費負担みたいな制度でもよいと思う。
いずれにしても予約すら電子化されてないとかカルテももらえないとか何時間も待たせて平気な病院がたくさんあるし、非効率なシステムは是正されてほしいな。株式会社化されたら効率化されるのでは?

自費診療中心の歯科医院だと、何時間も待たせたり不快な対応されたりしないよね。もうけ本位だとしても、自費診療だとそもそも良い材料が使われたり滅菌が徹底されたり、望ましいサービスが受けられる、選択肢が増えるのはよいことだと感じる。

地域からの撤退や不採算部門の切り捨て、って今も起きてるんだからあまり変わらないと思う。
「お金を出しても医療サービスを受けられない」よりは、「お金を出せば医療サービスを受けられる」方が好ましい。
選択肢がなくなるよりも、選択肢が増えるのならば歓迎すべきことではないのかな。

労働法制の大改悪の引き金に
アメリカ政府は、「ただ働き残業」を合法化するホワイトカラー・エグゼンプションの導入や、会社が自由に解雇できる「解雇の金銭解決」、労働者派遣法のいっそうの規制緩和など、アメリカ型に日本の労働法制を改悪することを要求しています

何が悪いのかわからない。
共産党は、「ただ働き残業」が日本には無い、っていう認識なのかしら?
労働形態はアメリカ型になる方がむしろ健全化するんじゃないかと思うけれど。

一部の輸出大企業だけが巨額の富を蓄積し、国民の所得が奪われ、国内需要が押し下げられ続けた

一部の輸出大企業、なのにそんな影響があったの?本当?
一部というからには数社なんだろうけど、どの会社だろう?

よくわからないこと

日本とアメリカって内需が中心の国じゃないんだっけ?

TPP各国は日本の内需を狙っているのかな。

だとしても、良い製品が安価に入ってこない限りは特に問題がないと思うのだけど、無理やり買わされたりしちゃうの?
関税によって高くて品質の低い製品やサービスが守られていて消費者が不利益を被っている例って何かあるんだろうか。
思いつかないのだけど。

国防と外交としてみたときはどうなんだろう?

軍事においては兵站と数が何より大切、という原則はいつの間にか変わったのかな。
TPPで国内の農業がダメになるとして、戦争や世界規模の異常気象なんかでの有事の際に食料が確保できなくなるような事態はきっとまずいよね。
でも、そもそも今も食料自給率って低そうだし、影響はあんまりないような気がする。そもそもなんで今の食料自給率がそんなに低いのか、という話からはじめないとなんとも言えないか。なんで低いの?

GDPで見ると実質アメリカと日本だけの関係になる?

NYTとかでもさっぱり話題になっていないTPPだけれど、アメリカと日本との関係だという割には報道が少ない。
しかも日本だとこんなに話題になっているのにどうしてなんだろう。
日本とアメリカの関係になると言いながらアメリカ側はさっぱり興味なさそうだけど片思いなのか?

比較優位って知ってる?

知ってる。これからの正義的な本と橘玲の翻訳本にも書いてあった。
比較優位の原則が働くから、TPPで安くて品質がいい製品が国内市場を席巻しても、淘汰された業界の人たちは、他の国では作ってない製品を作る仕事に転職するから大丈夫だよ、
という話だと理解していてそれはたぶんある程度正しいんだろうと思う。

でも、リンゴ農家が廃業して他の職業につくことって多分無理だよね。
比較優位の原則が働くのは第三次産業内で現在働いている人に限定されるんじゃないだろうか。
第三次産業→第三次産業はできるだろうけど、第一次産業→第一次産業は多分不可能に近い。
たとえば、今現在ソフトウェアエンジニアをやっている人が教師になる、
というのは現在農業をやっている人がソフトウェアエンジニアになるよりは敷居が低い。

比較優位というのがどういう移動を想定しているのかわからないけど、
農業に従事している人のダメージは医師や教員、ソフトウェアエンジニアよりも大きいんじゃないだろうか。

比較優位がたとえ働いたとしても、今ソフトウェアエンジニアとして働いている人が農業に転職したとして、同じ収入を維持できるとは思えないし、より「強い」製品・サービスが入ってきて転職を迫られたときに働く「比較優位」は、元のバランスを維持することは想定していないと思う。
食べるには困らないよね、というレベルで比較優位の原則が働くだけなんじゃないだろうか。

農業壊滅するよ?食の安全が脅かされるよ?

そもそも、関東中越以北は放射性物質で相当程度に汚染されているはずで、
大雑把に日本の半分弱の地域での農産物が汚染されていることになる。
半分がすでにダメになってる、という状態だとすれば農業は壊滅的な状態と言える。

すでに壊滅しているとすると、外交のカードとして有効に使うという目的があるならば農業をカードとして切るのはありなのかもしれない。
汚染されていない食品、おいしい材料を食べたい場合は現時点でもOisixなり大地を守る会なりで買っているんだから、そういう消費者はあまり影響を受けないのかな。それとも、Oisixや大地を守る会の野菜を求めるTPP参加各国の需要が増えて、価格が上がったりするんだろうか。

放射性物質で汚染された国の食品をあえて買おう、という需要は生まれないと思うけれど、国際競争力を高めて高付加価値農産物を輸出して農業が世界に打って出るんだ!という考えは相当におめでたいんじゃないかと思うんだけど。

食の安全もなにも、脅かしてるのは日本自身じゃないか、と思う。生産者も自治体も国も、食の安全を確保しようとなんてしてないじゃないか。

311震災後の資産運用とお金について考えた

投資という程でもないけど、はじめて株を買ってから10年以上たった。

その間、ITバブル崩壊、ソニーショック、リーマンショック、911、311とあったけど、リスクを集中していた最初の頃に比べると、ここ数年はアクシデント(ブラック・スワン)による資産額への影響が顕著に小さくなって分散投資の効果を実感している。

これまで資産運用とかお金について書いたことがなかったのだけど、私(たち)はこうしているよ、というのがまとまっていると便利なのでまとめておこう。人生の振り返り。

今のところ私はこういう結論に至っています、という内容をまとめてあるので、
こうしたほうがいいよ、もっといいのがあるよ、というのがあれば知りたいな。
最近は運用方法やカードについても安定してしまって、新しいものを取り入れられてないから。

とりあえず3000万円の資産を作るのが目標です。
3000万円を5%程度で運用できれば、暮らしていける国はそれなりにあるはずだから。

目次

  • 本:人生の早い時期にこの本に会えた人はしあわせ
  • クレジットカード:うまく使えばマイルで毎年アジアに行ける
  • 銀行:預けるところではなくて、単に給料を受け取るところ
  • 株と投資信託とFX:積立と分散投資でリスクは小さくリターンは大きめに
  • 保険:当たらないほうがうれしい宝くじ。医療保険は早いうちに。

おすすめの金融・投資の本:人生の早い時期にこの本に会えた人はしあわせ

私は20代の最初の頃に、橘玲(橘玲 公式サイト | Tachibana Akira official site)に出会えたことが幸運だった。

最近の橘玲の本だと目からウロコが落ちまくってエラ呼吸、みたいにはならないけれど、基本の2冊を読んでおけばその後の人生においてお金の考え方が役立つと思う。

古いのでブックオフで100円で買える。情報は古くなっているけれど、更新された内容の本がその後でてこないし、古くなったから使えない情報になっているわけではないので必読。お金に対する基本的な考え方はこの本で十分。技術系の本でもそうだけれど、基礎をしっかりおさえた本は内容が陳腐化しない。今でも、お金について迷ったら橘玲の本を読み返している。

得する生活―お金持ちになる人の考え方は、他の二冊と内容がかぶる所が多いのだけど、クレジットカードについて書かれているのがこの本だけだと思うのでそれだけでも読む価値がある。

世界にひとつしかない「黄金の人生設計」

世界にひとつしかない「黄金の人生設計」



得する生活―お金持ちになる人の考え方

得する生活―お金持ちになる人の考え方


お金関係の本でこれだけ読んでおけ、というのをもう一冊だけ上げるならば、木村剛の本が抜群。逮捕されたけれど、言っている内容はど真剣で超真面目で金融関係を敵に回しまくりそうな内容で秀逸。保険や、不動産についても書かれているので、橘玲の後にこちらの本を読むとより詳しくわかる。

投資戦略の発想法〈2010〉

投資戦略の発想法〈2010〉

金融とかお金とか投資関係の本は、上にあげた本だけ読んでおけばとりあえず困らないと思う。というか上の本で書かれている以上の情報が判断に必要になったケースはほとんどなかった。唯一、保険はもう少し情報が必要だったけど、ライフネット生命の登場以降は、これから保険にはいる場合にはライフネット一択でOK・ほかは検討するに値しないので上の本だけで十分だと思う。

クレジットカード:うまく使えばマイルで毎年アジアに行ける

クレジットカードというとなにか怖いもので、絶対持ちたくない、といった方もいますが、使わないと損しています。使わない人がいるから使う人が得しているとも言えます。

クレジットカードの選び方
  • ポイント還元率が1%以上

たとえ有料でも、たいていは有料の還元率のイイカードを持ったほうが得。
1%未満、0.5%とかのカードはほかのメリットがない限り使わない(ヨドバシとか楽天カードとか)。

私はセゾンのUnited airlineマイレージプラスカードに、マイルアップメンバーズ(年間5000円)を付けてメインのクレジットカードにしています。1000円で15マイルのマイルが付くので、1マイル=2円とすると3%ぐらいのポイント還元率かな。

MileagePlusセゾンカード|クレジットカードはセゾンカード

年間5000円の会費がかかりますが、年30万円以上使うならマイルアップメンバーズになってしまったほうがお得だったはず。

ちなみに、タイのバンコクまでだと、セーバー特典なら25000-30000マイルなので、毎年200万円ぐらい使えば行けるみたいです。家賃をカード払いにできる物件なら安定してマイルが貯まるかも。
ユナイテッド航空 - united.comでお届けする航空券、パッケージツアー、キャンペーン情報、企業情報

ちなみにUAで同じ路線を普通に買うと97000円だったので、この路線でマイルを使うと1マイル≒3円で、ポイント還元率は15(mile)*3yen/1000yen=4.5%(!)に達します。まぁ、バンコクへ行く予定はありませんが、他の路線でもマイルの価値が高くなる路線があるはず。ハワイなんかもいいかも。

マイルはどの路線で使うかで1マイルあたりの価格が異なってくるので、今でもこの計算でいいのかがちょっと不安。円高だしLCCだと格安だろうし、今もメインカードがUAでいいのか不安になりました。

銀行:お金を預けるのではなくただ受け取るため

銀行というと貯金、と思ってしまいますが、銀行は預けていてもほとんど何もおきないので、基本的にお金は証券会社の口座に移すようにしています。

メインバンクはずっと新生銀行だったのですが、新生銀行のサービスが改悪を重ねているので最近は楽天銀行をメインにしています。

楽天銀行がいいのは下記の点。

  • 給料振込口座にしておくと3回振込手数料無料
  • ATMがほぼすべてのコンビニで使える
  • ATM利用手数料は預金額によってそれなりに無料
  • 振込予約ができる
  • 楽天証券との連携が楽

支払いをクレジットカードで行うのを基本にすれば、現金を引き出すことは月に1,2回なので手数料がかかることはありません。昔は新生銀行がよかったのですが、最近は新生銀行も振込手数料がかかるようになってしまったので楽天銀行をメインバンクにしています。
振込予約ができるのも便利で、毎月一定額を他の銀行の口座に移動しておくときなどに便利です。仕送りとか。

楽天証券へ残高の移動がすぐにできるので、証券会社も楽天証券にすると更に便利。
振込手数料も業界最安に近いので、迷ったら楽天銀行で大きな問題はないはず。

株と投資信託とFX:積立と分散投資でリスクは小さくリターンは大きめに

証券会社は楽天証券でOK

なんだか楽天関係ばかりになってしまいますが、迷ったら証券会社は楽天証券で良いです。手数料も安いし、取り扱っている投資信託や海外株も多いので困ることはありません。私はFXはやらないのでよくわかりませんが、FXのスプレッドもほかと比べてそんなに悪くないはず。

別に楽天関係を好んで使っているわけではなくて、楽天銀行はe-bankを使っていたら楽天に買収されて、楽天証券DLJ-Direct、という証券会社を使っていたらこちらも楽天に買収されて、という歴史の結果です。

楽天証券がいいのは楽天銀行と残高の移動がスムーズにできることで(ほかもできますが、、)、買いたい時にすぐに口座から残高を移動して注文!ができること。
投資の方針が基本的に長期で持ち続けるだけなので、そんなに手数料やシステムの使い心地にこだわりはありませんが、楽天証券はトップクラスだと思います。

個別株は買わない。投資信託を積立で買うだけでいい。

昔は個別株を色々買っていた時期もあったのですが、最近はよっぽど「これだ!」という会社がない限り個別株は買いません。これからはじめるひとも個別株に手を出す必要はないと思っていますし、ここ数年は投資信託を買うように薦めています。

楽天証券がいいのは、積立で毎月定額で投資信託を買えることで、半ば強制的に積立ができるのはやっぱり強力で、気づいたらそれなりの資産額になっていたりします。
「どれ買ったらいいかわかんない」ときは、下記あたりをすすめています。
基本的に複利で運用しないと意味が無いので、「毎月配当!」とかは論外です。

分散投資も、基本的に日本で働いているなら
国内:3
海外:5
新興国:2
ぐらいの割合で積立設定をして買っておけば十分だと思います。チャート見たり四季報買ったりとか無駄です。何も考えずにインデックス投信、基本的にこれでOK。不動産系も入れておきたければREITの投信を混ぜても良いと思います。

積立設定が終わったら、あとはほったらかし。短期で一喜一憂してもしょうがないし、長期的に見れば理論的にインデックス投資に勝るものはないそうなので、20年後を待ちましょう。理論的にはこれでいいはず。。

最近はETFでもできるかもしれませんが、ETFだと積み立て設定ができないので、楽天証券の積立設定を使って手数料が安いインデックス系の投信を上記の比率で購入設定しています。
eMaxisも手数料が安いインデックス投信なので、どちらでもお好みで。

  • 住信 STAM グローバル株式インデックス・オープン
  • 住信 STAM 新興国株式インデックス・オープン
  • 住信 STAM TOPIXインデックス・オープン

このバランスで資産を増やしていくと、自然と分散投資ができるのでリスクが下げられます。今回の大震災でも影響はほとんどありませんでした。ITバブルの時はひどい目に遭いましたが、分散投資すごい。そのかわり100倍になったり10倍になったりはしませんが、ギャンブルがやりたいわけではないのでこれで良いのです。


リーマン・ショックや、311のときのようなこれから市場が暴落する・・・!!と確信できるようなときにはインデックスのETFやカバードワラントをプットで持つとかしてリスクヘッジすべきなんだとは思うけど、実際その暴落に立ち会っても正しく判断してリスクヘッジできた試しがないので分散投資でリスクを分散しておく対応に落ち着いています。今回の大震災のあとの対応を振り返ると、原発の問題もあってドタバタしていて、リスクヘッジすら思いつかなかった。

保険:当たらないほうがうれしい宝くじ。医療保険は早いうちに。

基本的に、保険のおばちゃんとか営業がいる保険は論外です。
払ったお金の半分が保険のおばちゃんとか営業の人の給料になるだけなので壮大なお金のムダです。貯蓄目的の学資保険も無駄だと思います。
就職すると保険のおばちゃんがなぜか職場に入ってきてよくわからずに保険を契約させられたりしますが、無駄です。営業がいる=加入するに値しない、と思ってよいと思います。

保険は基本的にライフネットだけでよくて、方針は

  • 医療保険は終身保険に若いうちに入る(保険料が安いから&&病気してからだと入れなくなる)
  • 生命保険は定期保険で10年単位で見直してその時に必要な額を

だけ。ライフネット生命のホームページに書いてあるとおり。

女性は妊娠すると医療保険に入れなくなったりするそうなので、若いうちに入っておいた方が良いようです。

入院特約とかもありますが、最近は100日入院とかはまずありませんし、100日入院するような病気になったときにはたぶん助かりません。

医療保険は、会社の組合の制度によっては月の自己負担額は2万円とか3万円に上限が決まっているところも大きい会社だと多いので、実はいらない、という方もいるはず。医療保険に入る前に制度を調べてみることをお勧めします。とはいっても終身雇用を前提とした人生設計は危ないですが、、

ライフネット生命保険 - 人生に、大切なことを、わかりやすく。

むすび

いろいろ試行錯誤のすえに、今のやり方に落ち着きましたが、
震災後は仕事を捨てて逃げられないのが大きなリスクかなぁ、と感じています。何かあっても、現実的には収入がたたれてしまうため逃げられない。

家は買わない、というのを決めていたので場所からは比較的自由でいるつもりだったのですが、物理的に職場から離れることができないのは、家を持っているのと同じですね。

Favicon3D:Sinatra+Herokuではじめてのウェブサービス

ウェブサービスではないような気もするけど。。
ウェブサービスってなんだろう。

つくったもの


ファビコンを3Dっぽくします。
3DにしたいFaviconのURLを入れてぽちっとしてください。
Sinatraのエラー処理がよくわかってないのでFavicon以外のURLを入れるとエラーになります。

id:secondlifeさんが数年前にやっていたサービスのオマージュというかほとんどそのままなので気が引けるのだけど、公開しないでおくのももったいないので公開。

id:secondlifeさんはさっくり作ったような書き方をされていたけど、
実際やってみるとFaviconを3D風にするのが大変だたよ。。

faviconを3D風にすると、楽しいです。かわいい。ずいぶん見え方が違う。
わたしはmixifaviconを3Dにしたのがお気に入り。

つくるまで

ちょっと前に、Bijostagramのアルゴリズムに興味があって調べていたら、id:ruedap さんのNekostagramにたどり着いて、さらにコードがGithubで公開されていた!ので読んでみたらすごいシンプル!なにこれステキ!とSinatraにたどり着いて、でもサーバ準備するの面倒だなぁ、と思ったらHerokuでホスティングもできる、ということでSinatra+Herokuをいじりはじめました。

Faviconを3Dにするのは、Androidアプリを作るときに他のアプリのアイコンを見たらみんななんとなく3D風だったので昔id:secondlifeさんがそんなつくってたような・・・と思って調べたらもうサービスやってない!だったら自分でつくろうぞ!ということで作ったものです。

Sinatra自体はとても使いやすくて、習作にTwitterBotをサクっとつくってHerokuのデプロイのやり方がわかるようになったので、以前Androidアプリのアイコンを作るときに使いたかったFaviconを3Dにするサービスを作ってみた。
Twitter Botぐらいだったらいじりはじめて1時間でできちゃう。
Sinatraすごい。

iphoneアプリAndroidアプリを作るときにも感じましたが、個人でものづくりをしようとすると多能工にならざるを得なくて、デザイン、サーバやHTMLやらDBやらのうち、ひとつでも減るのはずいぶん敷居が下がったな、と感じました。

HTMLとCSSも、Haml や Slim,Sassを使えばだいぶわかりやすくなるし、書きやすくなるのでベタにHTMLを書くことはもうなさそう。というか書けない。

スマートフォンアプリやウェブサービスをひとりで作るときのネックはデザインかな。ロジックは作っても、ロジックを作ったあとのUIやアイコンのデザインに時間がかかる。Illustrator とかの講座でも受ければマシになるのかな。

次はなんかのマッシュアップでもしてみよう。トレンドとしてはmixiアプリとかFacebookアプリなのかな。iphoneアプリをTitaniumで作ってウェブサービスを組み合わせた何かも楽しそう。Sinatra使えばサーバ側もできそうだし。わくわく。


SinatraFaviconかわいい。

技術的なメモ

使ったフレームワークとライブラリ

Rmagickはローカルに入れたRmagickと透明度の扱いがHerokuのRmagickと異なっていてハマりました。。

サーバとか

全部無料!のつもりだったんですが転送量があると微妙に課金されそうな。。。課金体系がよくわかってないのでちょっと不安。

S3とSDBは、Herokuはデータを保存できないのでなんらかの手段で保存しないといけないし、
せっかくだからということでAWS。HerokuもAWSにあるので相性がいいそうな。


参考にしたサイト・本

WEB+DB PRESS Vol.62

WEB+DB PRESS Vol.62

  • 作者: cho45(さとう),染田貴志,浜本階生,おにたま,中島聡,角田直行,はまちや2,山本竜三,尾藤正人,石橋利真,ミック,みやけん,個々一番,広木大地,原悠,WEB+DB PRESS編集部
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2011/04/23
  • メディア: 大型本
  • 購入: 16人 クリック: 1,368回
  • この商品を含むブログ (23件) を見る

id:cho45さんのHTML/CSS入門がとても参考になりました。

これを読んで、HamlとSassでなんとなく作れるようになります。
HamlとSassでさえ書いておけばきれいなHTMLとCSSを吐いてくれる。

これがなかったら作れませんでした。。ありがとうございます。
コードが公開されているのもすばらしいです。

HTMLのテンプレートをHamlにするのに使いました。
Hamlにしてしまえばいじりやすいので便利。

こちらも同じく。Sassの方がいじりやすい。というかCSSわかりづらい。