放射線・放射能の話題に付いて行くためのイメージを整理しよう

3月11日から一週間ぐらいは、周りの人と放射能・放射線と原発について熱く議論することができていたのだけど、それ以降は徐々に「もうよくわかんない」といった反応が多くなってきて、最近はめっきり意見を交換することができるひとがまわりにいなくなってきた。

自分で考え、自分で決めろ、が基本だと思うのだけど、「で、安全なの安全じゃないのどっちなのさ?」と思考放棄している人が観測範囲内に予想以上にいることにも驚いている。

親の世代にも自分で判断できるようになって欲しいのだけど、どう説明すればいいのか悩む。
恐怖を煽ってもしょうがないし。テレビだけだとちゃんと情報が出てないっぽいし。
親の世代以上は放射線の影響がそんなにないだろうからいいとして、
その子供や、孫たちは保護者の理解不足で放射線を浴びすぎてしまうのではと心配している。

周囲の観察では、ニュースについていけなくなった、ついていこうとするのをやめたのは、下記のタイミングが多かったように感じる。

  • 放射線は「ベクレル」登場と水道水から放射性物質が検出されたあたり
  • 原発は圧力容器と格納容器が出てきたあたりで混乱
  • ニュースでメガとキロとマイクロが混ざったあたり

自分の考えの整理と、テレビしか見ない人に説明してわかってもらうときのためにも、情報源とイメージをまとめておこう。いろいろ見てるんだけどむつかしくてついてくのが大変。
あとはどの情報を信用すべきか、この情報の信頼度がどれぐらいあるか、この人の言っていることは正しいのか、信じるべきか、の判断も大変。

今回の放射線と原発の話は、一概に安全だとも危険だ逃げろとも言えないグレーな事態がずっと続いていて、得られる情報からそれぞれが「まだ大丈夫」「とりあえず関西へ逃げよう」という判断を個々に行わなくてはいけない状態なんだと思う。安全だとは言えないけど、どれぐらいリスクを取りますか?というのを自分で決めなくてはいけない状態であることが混乱の要因でもあるんじゃなかろうか。

福島県で起きているのは、「ダメだ逃げよう」とたとえ判断しても避難勧告が出ないと仕事を放り出して逃げることもできず、子供たちを逃がすこともできないというひどい事態だと感じる。行政としては、まずは安全側の選択をして避難勧告なり屋内退避なりの手段をこうじるべきだと思うのだけど、人の命と何だと思っているんだこの国は。


中性子とか陽子とか高校物理でちょっとやったことしかなかったのもいたいなぁ。。
たぶん@itokenstein先生が執筆している本にはイメージから具体例まで分かりやすく書かれるのだろうと楽しみにしている。

親とか、テレビしか見ない人たちに放射線をどういうイメージで説明するか、
というのを整理しておこう。原発についても別途考えを整理しよう。

放射線のイメージ

今回の原発のニュースだと、なにはともあれ放射線のイメージがないとわかりづらい。

放射線、とひとくちにいっても、主に4種類ある。

いまいちイメージは湧きづらいけど、重さを持った何か、が飛んで来るのがα線β線中性子線、光のような波がγ線、かな。

重さを持った何か、は
α線は重たくてでかいボウリングボールみたいなのが飛んできて、
β線はピンポン玉みたいなイメージ、
中性子線はビー玉みたいなのが飛んでくるイメージ、
γ線魔貫光殺砲、というイメージ、
でいいか。

α線はでかいので簡単に止めることができて、紙とかガラスがあれば大丈夫。でも、デカイのになんで簡単に止められるんだろう?
β線は小さいのでそれなりにすり抜けてくるけど、薄い金属の板で止められる。
γ線は波なので止めづらくて、コンクリートとか鉛の板がないと止められない。
中性子線も「モノ」が飛んで来るのになぜか止めづらいらしい。なんで?中性だから?

要するになんか小さいんだけどものすごい早さで何かが飛んでくるんだから当たったらケガするよね、
というのが放射線ということかな。

放射能とは?

放射「能」というのは、放射「線」を出す能力のこと。
放射能と放射線の関係は蛍のイメージがわかりやすい。
ホタルやチーズで例えるとわかりやすい 放射能と放射線の違い by中部電力 - KandaNewsNetwork KNN

ホタルノヒカリが放射線、ギラギラできる能力が放射能。その蛍が放射性物質。

ギラギラ度合いを表す単位がベクレル
とりあえずα線なのかβ線なのかγ線なのかよくわかんないけど
ギラギラしてる!というのを表すのがBq、ベクレル
ベクレルだけだと、なぜギラギラしているのかはわからないので、
ギラギラしているのが何か、というのがヨウ素131とかセシウム137とか言っているやつ。

ベクレルの値がそんなに高くないからと言って安心してはいけなくて、
「なにがギラギラしてるのか?」がわからないとなんとも言えない。
とりあえず蛍の群れがギラギラしとるなー、ということしかベクレルからはわからない。

なので、今の政府とか農協とか水道水とかの説明で「〜ベクレル以下だから大丈夫!」とは一概に言えなくて、「なにがギラギラしてるのか?」を確認しないといけない。

ギラギラがα線だったりすると、ボーリング玉みたいなのが飛んできているので当たると危ないけど、紙一枚あれば防げる。このα線=ボーリング玉を出す蛍がプルトニウムで、プルトニウムが体内に入ると中からボーリング玉をだすのでやばー(人体への影響は預託実効線量で計算)、ということで一時期騒がれた。のだと思う。
ちなみによく耳にするヨウ素131とかセシウム137は、γ線を出してる。

今回の原発で問題になってるのは、原発から蛍が出てきて飛び回っていることで、飲み込んだり吸い込んだりすると身体の中でギラギラしてなかなか出て行かないから。

蛍が人の身体の中に入ると、ホタルの種類によってドコに吸収されるかが異なる。
ヨウ素だと甲状腺だし、ストロンチウムだと骨、といったように放射性物質の種類によってどこに影響が出るかが変わってくる。

人へのギラギラがどれぐらい影響するか、を表す単位がシーベルト
ベクレルだけだと人への影響はよくわからなくて、人への影響を測るためにはシーベルトで確認する必要がある。食べたときにどれぐらいの量の被曝があるかは、先日やったような面倒な計算が必要なので、
ベクレル(Bq)、シーベルト(Sv)計算・換算
みたいな計算してくれるサイトを使うと良さそう。


半減期って?

蛍がギラギラしていられる時間のこと。
半減、というからには半減期たつとギラギラ感が半分になるイメージ。
ヨウ素131が半減期8日というのは、8日経つとギラギラ感が半分になって、16日経つとギラギラ感が最初の1/4になって、、、というようにギラギラ感が減っていく。

セシウム137は半減期が30年と長いので、少なくなるまでには60年とか90年とかの単位でかかるし、1/1024になるには300年かかる。今回の福島の土壌汚染で問題になるのは半減期の長いセシウム137の方で、郡山や二本松あたりでも2000ベクレル/Kgぐらいが出ている。

郡山の放射線量も、2マイクロシーベルトぐらいで安定してきたけど、空間放射線量に占めるヨウ素の割合は1ヶ月経って減ってきたので、セシウムの放射線量が支配的になってきたということかな。

どれぐらい浴びたら危ないのか?

年間1mSvの基準は意識しておきたい。低線量の被曝でどういう影響が出るのか、はよくわかってないそうな。
今回の避難勧告も出ていない福島や郡山、自主避難の地域の疫学的な調査が今後きちんと行われればわかるのかもしれない。

現時点では、私は放射線は浴びないに越したことはないと考えている。
今、福島県から遠いところにいる人は、強い理由がないのならあえて近づく必要はないと思う。
短期的に行くのであればN95のマスクをして放射性物質を体内に取り込まないようにして、食事と水にも気をつける。

行くところの放射線量は確認してから行く。
もっとも、各地の放射線量の生データを見ようとする人ってあんまりいないみたいだけど。。
行政も生データじゃなくてわかりやすく提示すればいいのに。。恣意が入るからそれもむつかしいのかな。。

マイクロ、ミリ、キロ、メガの単位(今日はテラが・・・)をわかりやすく説明するにはどうしたらいいんだろう。。なにかよいイメージはないだろうか。。

参考資料

福島原発の放射能を理解する
よくまとまっている。


やはり教科書や本は体系だてて知識を入れるならいちばんか。
ありがたいことに無料公開。読めるようだったらこれはいい。

後藤政志が語る、福島原発事故と安全性
説明が非常にわかりやすい。↓のCNICの動画が大いに参考になる。
原子炉関係だと抜群。

もっとあるので整理して追加する。

UStreamなど

活字を読まない人には動画をみせるのが一番。

  • CNIC

USTREAM: CNIC News NPO原子力資料情報室: 原子力資料情報室から福島原発についての解説を中心に情報を発信します。 特定NPO法人 原子力資料情報室は脱原発を実現する市民の情報センターです. 映像アーカイブ http://cnic-movie.blogspot.com/ http://w...

  • 上杉隆氏の自由報道協会の報告会

http://uesugitakashi.com/?p=717
これまでをまとめて振り返っていたのでわかりやすかったみたい。

  • 松本市市長の動画

http://www.city.matsumoto.nagano.jp/aramasi/sityo/kaiken/teirei20110322/index.html
この動画を見てもらうと恐ろしいことが起きるかもしれないんだ、
とわかってもらえる。

http://www.youtube.com/view_play_list?p=8176A4F5A94A8B09
こんなのを過去に放送していたNHKの今の報道の腫れ物に触るようなやりかたはなんなのかと不信感が募る。

世界の放射線被曝地調査―自ら測定した渾身のレポート (ブルーバックス)

世界の放射線被曝地調査―自ら測定した渾身のレポート (ブルーバックス)


チェルノブイリや、他の被曝地がどういうことになっているのか、というのがまとまっている。
2002年の本なのだけど、出てくる数字を見ていると「今の福島県の方が高いじゃん・・・」というのが。。

水道水の内部被曝はどれぐらいあぶないの?

なんだか情報がいろいろあって、危ないのか危なくないのかよくわからなくてとっても不安です。不安すぎるので書いて忘れてしまおう。
恐らく明日あたりの東京の水道水に含まれる放射性物質がびっくりな数値になってさらに大騒ぎになったりするのではなかろうか。。

あまりに不安なので自分で被爆量を計算してみたのですが、今のところ気にすることなさそうという結論に至りました。合ってるのかなぁ。
今のところセシウムは量が少ないのでヨウ素だけならそんなに問題なさそう。
他の放射性物質が含まれている可能性があるので避けるのが安全側であるのは間違いないだろうけど。
あとは放射性降下物の方ですね。。

そもそも300Bq/Lとかの水で風呂に入ったりするのは問題ないのだろうか?
松本市長の会見を見る限り経皮吸収もあるそうなので気にしたほうが良さそう。
D

水だけじゃなくて、経口摂取する果物とか野菜を気にしたほうがいいと思う。
生体濃縮されちゃうので動物性の食品はより高濃度になるのかな。

210ベクレル/Lの水を飲むとどれぐらいの内部被曝があるのか?

内部被曝の計算は預託実効線量というのでみるらしい。預託って何?
預託実効線量とは
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/servlet/food2_in

環境放射線モニタリング指針預託実効線量はこの資料が詳しそうですがむつかしいです。。P.42あたり
http://www.nsc.go.jp/anzen/sonota/houkoku/houkoku20080327.pdf

ヨウ素131入りの水210bq/Lを1年間(ヨウ素なら半減期が短いので続かないと思いますが)毎日2L飲んだ時の内部被曝量は1年で

  • 大人の場合

2[Kg] * 210[Bq/Kg] * (1.6 * (10^(-5)))[mSv/Bq]*365[days] = 2.452[mSv]

  • 幼児の場合は

2[Kg] * 210[Bq/Kg] * (7.5 * (10^(-5)))[mSv/Bq]*365[days] = 11.49[mSv]

幼児の場合は実効線量係数[mSv/Bq]というのが大人より大きいから、基準値が厳しいんですね。

ちなみに低線量(50mSv?)の被曝と、がんの発症率などとの関係は証明されてないみたいです。
核実験降下物との比較 http://smc-japan.sakura.ne.jp/?p=1428
低線量放射線の影響 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/gijyutu/004/006/shiryo/05061801/005.pdf

1年にわたってジワジワと100ミリシーベルトぐらいのオーダの放射線を浴びたときの影響がよくわからないな。

太陽電池で使えるLEDライトがよい

しばらく前に買った、太陽電池で日中充電しておくと、暗くなってから数時間はLEDで光を得られるNOKEROというのを便利に使っている。

普段はベランダで夜暗くなってから作業するときに使っているのだけど、もともとは災害や発展途上国などで使うことを想定されたものなので頑丈だし、電池でも使える。

外にとりあえずぶら下げておけば、日中勝手に充電されているのでいざという時に電池切れもないし、充電池を充電するためだけにも使える。

日本にも発送してくれるので、N100とN200を両方買って使っている。
今から買うならN200の方が明るくて6時間使えるのでN200がよさそう。
Solar Light from Nokero - Solar Light Bulbs and Solar Phone Chargers

注文してから二週間ぐらいで届く。
しばらく試しに使っていたのだけど、十分実用になるので追加で買っておこう。


太陽電池部分。太陽に向けておかなくてもそれなりに充電されてるみたい。



死ぬときは自宅で死にたい:高齢者専用賃貸住宅についてメモ

高齢者専用賃貸住宅について少しお勉強。
自分もそうだけど、親であるとか祖父母がQOLの高い生活を送るにはどうしたらよいか、これから介護が必要になったらどういう風にするのがいいのかというのをずっと悩んでいる。

病院併設の老人ホームというか病院で、歩けるのに車椅子に乗せられて毎日何時間もデイルームでテレビを観るしかない、という人生の最期の時期の過ごし方が幸せだとはとても思えないし、もっと良いやり方があったんじゃないかと思う。

高齢者専用賃貸住宅の概要だけつかめればいいや、と思っていたんだけどなんかややこしいなぁ。

イメージとしては高齢者向けのシェアハウスみたいな感じなのかな。
食堂などの共用施設があるけど、プライベートも確保されて
ケアサービスが提供されている場合もある。

高齢者専用賃貸住宅は、基本的には介護が必要になる前に入居して、「ここが自分の家である」と感じられるようになっておかないと、結局「自分の家で死にたい」という思いを満たすことができなそうなので、介護が必要になる前に話しあっておこう。

入院して痛切に感じたけれど、死ぬときは自分の家で死にたいので、死に場所をあらかじめ自分で決めてそこで死ぬまで暮らせる、というのは大切な事なんだと思う。

不思議なのは、「ここが自分の家である」という感覚はどこから出てくるものなんだろう。大切な人が暮らしている場所、というだけではない気がする。最近は実家に帰っても「自分の家である」という感じはしない。別に持ち家か賃貸かには関係ない。今は賃貸だけどここが「自分の家である」と思う。

高専賃や老人ホーム、病院みたいなところでも「自分の家である」という感覚を持たせることができれば、もっと幸せなエンディングを迎えられるんではないだろうか。

現在の介護が付いている住まいの種別

  • 特定施設
  • 認知症高齢者グループホーム

特定施設では要介護者1人につき介護職員ひとりが定められている。
そのため要介護者のみを対象としているのが大多数。
要介護者になる前にあらかじめ住み替える、という使い方はできない。

問題点

「早めの住替え」に対応できる住宅が少ないこと。
ケア付きの高齢者住宅は高齢者数の0.8%で、欧米の5%に比して低い。

契約は主に3種類のスキームがある

  • 定期借家契約
  • 普通借家契約
  • 終身借家契約

終身借家契約は、死亡するまでの契約なので一部の人が立ち退いてくれないためにスラム化するのを防ぐことができる。実際に事業として行う場合はこの契約にしないといつまでたっても老朽化した建物を建て替えられなくなりそうなのでリスクがありそう。

事業者(大家)にとってのメリット

  • 高専賃でもさらに優良賃貸住宅では建築に際して補助がある→制度が変わるかも
  • 入居者が住み続ける前提のため安定した経営ができる反面、欠員時の補填は難題
  • 特定施設として介護保険の対象とできるかも
    • 高専賃での登録+各地方公共団体の福祉部局窓口で特定施設指定を受ければ。
      • 一定の基準がある→各戸の床面積が25平米以上、食堂や浴場などの共同部分が十分な面積を有する場合は18平米以上

事業者としては介護保険対象にしたほうがいいのか?がよくわからない。いいことあるの?
家賃債務保証が使えるぐらい。→高齢者居住支援センター

読んだ本

高齢者専用賃貸住宅の手引き―安心して暮らせる住まいのために

高齢者専用賃貸住宅の手引き―安心して暮らせる住まいのために


概要をつかむには良いけれど、ちょっと細かすぎて借りようとしている場合には読みづらい。高専賃を運営もしくは投資しようとする場合にはいいかも。

高齢者の住まい事業企画の手引き―医療・介護・建築関係者のための

高齢者の住まい事業企画の手引き―医療・介護・建築関係者のための


建築事務所が書いた本で、事例が多いのとシミュレーションがたくさんあって非常に参考になる。
建築事務所でもこんなにしっかりやるところがあるのか、とオドロキ。今まで読んできた建築事務所の本って精神論というか哲学を語るやつばかりだったので、ゆう建築事務所みたいなところの本は楽しそうだな。

図面もたくさんあるし、どのように運営すべきか、という点まで踏み込んで書かれているので入居を考える場合にも事業として運営する場合にも具体的なイメージが湧く。ノウハウ的なところまでここまで書いちゃっていいの?と心配になるぐらい。

ビジネスのCode complete:小さなチーム、大きな仕事

ビジネス版のCode Complete,という感じがする。

ソフトウェア開発をビジネスとしているトップクラスの会社が、どのように「ビジネス」をやっているのかというノウハウがまとめられているのは珍しい。
この本は37signalsという会社のビジネスのやり方について書いてあるけれど、大きな会社であっても実際に働く現場は部や課といった小さな規模の会社に相当するだろうから参考になるところが多いにある。

ソフトウェア開発の現場ではなくても、仕事のやり方の姿勢として参考にできることが盛りだくさん。まさにCode completeといった感があって、どの章も濃密だった。
最近読んだビジネス系の本ではピカイチ。

普段、それが常識だよね、となんとなく受け入れていたことがそうじゃないんだよ、と指摘されていて固定観念に気付かされることも多くあった。Code completeと並べて座右の書にしよう。

小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)

小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)

付箋したところメモ

失敗から学ぶことは過大評価されている

たしかに、周囲を見ていると失敗する人はそのつぎも失敗する可能性が高い気がする。
逆にそつなく失敗なく淡々とこなしていると「がんばってない」とか「気合が足りない」とかわけわかんない評価されがち。失敗してそのリカバーのために遅くまで働くとか、そういうのが好まれるよね。

ビジネスは小さくていい

持続的で、利益の出るBUSINESSを行なっていれば、それが大きかろうと小さかろうと誇るべきことである、と。
どうしても大きくしよう、人を増やそう、支店を増やそう、という誘惑に駆られるみたいだけど、安定飛行しているのは悪いことではないのかも。

いたずらにユーザ数を増やしたって、せっかく品質が高いユーザの割合が高かったのを損ねてしまったりしている。はてブはその傾向を感じるけれど実際どうなんだろう。
ユーザ数は増やせばいいというものではないと思うのだけど、ユーザ数を増やすことでしか売上が伸ばせないBUSINESSのやり方になってしまっているときはジレンマだな。

仕事依存症ワーカホリックはバカ

ワーカホリックは仕事を時間で解決しようとする。
まったくもってそのとおりで、効率的にやる方法を探さずにチカラ技で長時間働いて解決しようとするので大変迷惑。しかもさっさと仕事終わらせて帰ると「暇なの?」とか言われたりするけどそりゃそんな非効率なやり方積み重ねたら忙しくもなるよ。

残業代が出たりするのも良し悪しだと思う。仕事を早く終わらせる理由がなくなるから。

すごい製品やサービスを生み出す最も単純な方法は、あなたが使いたいものを作ること

ものづくりは、ユーザからのフィードバックのサイクルの頻度がものづくりのスピードに影響が大きい変数だと思うけれど、自分がユーザの場合はこのサイクルの頻度と精度が最高になるんだろう。

結局、狙いに狙ってサービスを作ったけど自社ユーザどころか開発者もさっぱり使っていないようなサービスをやるよりは、自分たちが欲しいから作ってしまった、みたいなサービスのほうが魅力的だったりする。最近だとなにかあったかな。Livlisはどうなんだろう。

特にソフトウェア開発、物理的制約の少ないサービスの開発だと、「ユーザに聞いてみないとこのサービスがイケテルかどうかわからない」っていうのはものすごい不利だよね。

身軽でいること

ビジネスでも個人でも、身軽でいることが大切。
ビジネスだったら会議やってパワポ作ってる間に他社がそのパワポの製品を出してきたりするし、個人だったら家を買ってしまったらその場所に縛り付けられる。
私は、可能なかぎり身軽でいたいと思っているので、何かを選択するときには選択肢が少なくなる方にはいかないようにしている。臆病だ、とも言えるか。

中途半端な製品ではなく、半分の製品

もろもろの機能が満載のどれも使えない中途半端な製品よりも、イケテル機能がその半分だけどちゃんと動く製品のほうがいい。量より質が大切。
日本の製品を見ていると使いもしない機能が満載で、そのどれも機能としては不具合がないから高いし面白くないのかな。

インターネットサービスも量より質であるべきか。単機能のシンプルな方がユーザは増える。マニアックな機能で自分の親に電話で説明できないような機能が満載でもしょうがない。

ホットドッグ屋はホットドッグがないと始まらない

いちばんたいせつなことは何か、を忘れがちだから肝に銘じておく。
得てして「芯」が何かを忘れて詳細のどうでもいいことに時間をサキガチ。

変わらないものに目を向ける

TwitterFacebookGREEだQuoraだiphoneAndroidだとホイホイ流行りものに飛びつくだけじゃなくて、ちゃんと10年後も価値が変わらない物をビジネスの中心に据えないといかん。

個人的にも耳の痛い言葉で、やれRuby on railsだ、Objective-Cだ、モダンPerlの時代だPythonがキテル、といろいろ飛びついたものの、どれもHello world止まりになりがち。

邪魔が入る環境では生産性は上がらない

ピープルウェアでも言われているしソフトウェア開発系の話ではさんざんに言われているけど、「ゾーン」に入ることは難しいし、いったんゾーンに入ったときに邪魔が入るともうゾーンに入れなくなる。

私は特にゾーンに入ってる時の電話とか話しかけられたりするのが最悪で、もうその日は二度とゾーンに入れない事が多い。
定石を守るべきなのか、実はゾーンなんて迷信なのかはわからないけど。
チームで仕事をしていても、ゾーンに入ってるエンジニア、という概念がないビジネス系の人がチーム内にいるとゾーンをぶった切ることが多い気がする。

長すぎるTODOリストは終わることがない

つい昨日もTODOリストを作ったばかりなので気をつけよう。
まだ20個なので小さいけど。

プロジェクトのTODOリストで300とかあったエクセルファイルが昔あったけど、アレは精神的にきつかったな。いくらやっても終わらない長いTODOリストは憂鬱だ。

競合相手がなにをしているかなんて気にしない

これもつい昨日、競合相手の分析をしよう、と思っていたところだった。。
大切なのは自社がどうあるべきかで、他人の心配をすることではない。どうせ他社はそのままなわけではないのだから、他社の動きをじーっと観察するより自社内の改善をするほうが先だ。

ドラッグの売人の方法は正しい

本当に自分たちの商品が素晴らしいものであると思っているならば、それをお試しさせれば投資したもの以上のリターンがある。
化粧品や、車は、お試ししてもらえばリターンがあるからお試しをさせているのだろう。
その一方で、家や、マンション、賃貸物件はお試しさせるなんて話はあまり聞いたことがないので試されたらまずいことがあるんだろうか。

自分をマネジメント出来る人を雇う

まったくもってそのとおり。
マネージャ、というかリーダー職についているにもかかわらず自分をマネジメントできないひとばっかり。一緒に働く上では迷惑。
自分のタスクを把握していないとか、自分のスケジュールが守れないのに連絡がないとか遅刻するのに連絡がないとか自分の仕事が終わらなくて仕事を振るのが締切直前とか締め切り後とかうんざりする。
こういうセルフマネジメントすらできない人が管理職になると一緒に働く人達のやる気を大きく削ぐ。

小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)

小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)

今日の読書メモ:MBAと間取り

女子高生ちえのMBA日記 ― 社長だもん、もっと勉強しなきゃ!! (女子高生ちえの社長日記)

女子高生ちえのMBA日記 ― 社長だもん、もっと勉強しなきゃ!! (女子高生ちえの社長日記)


最高の住宅をつくる方法 (エクスナレッジムック)

最高の住宅をつくる方法 (エクスナレッジムック)


あたらしい戦略の教科書

あたらしい戦略の教科書

女子高生MBAの方は、もしドラ系の本を他に読んだことがなかったので買ってみた。内容に知らないことはあまりないけど、サクサク読めて復習には良さそう。1時間もあればざっと復習になる。

戦略の教科書も復習。たまに読み返さないと。酒井穣さんの本はわかりやすくてまとまっているので好き。思考の教科書も積ん読中。

間取りの方は間取りマニアとしてはとても面白い。
注文住宅を買う予定はないので普段はマンションの間取りばかり見ているので、立体の間取りを考えるのは頭の体操にもなる。

やっぱりマンションだと平面だから、空間としてのおもしろさがない。
吹き抜けをどうなつなぐか、とか風の流れとか、階段をドコに配置するかとか2階建てでも縦の要素が入ると自由度が格段に増す。

マンションで建売じゃない場合だと振り分けタイプで、せいぜいリビングの広さぐらいしか目立った差がないけど、注文住宅の一戸建ては楽しそうだなぁ。

毎日100件ぐらいの間取りを眺めてるけど、個性的な間取りのマンションってあまり見かけないのはなんでだろう?

TitaniumでAndroid/iPhoneアプリをリリースしました!はてなブックマークリーダー!

はてなブックマークリーダー for iPhone/Android

年末から作っていたのですが、そうこうしている間に公式アプリが出てしまったり、id:moto_makaさんのHTBPocket*1がリリースされたりと祭りに出遅れた感がありますが、ようやくリリースしました。

Titaniumで作ったので、iPhoneAndroid版もついでにリリースしました。
Androidアプリを作る予定は人生になかったよ!
作りたいと思ったアイディアを形にしやすいというのは楽しい!

技術的なことは
titteatech
へ書く予定です。

日々のTitaniumいじりは#titaniumjpにブツブツつぶやいています。
Twitterアカウント tittea (tittea) on Twitter



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Hatena Bookmark Reader - Android

動作デモ

実機でもiPhone4だと同じような感じで動きます。



Titaniumのスピード感はすばらしい!

使い始めたきっかけは、naoyaさんの
Titanium Mobile についての勉強会資料 - naoyaのはてなダイアリーだったのですが、あまりにTitaniumがすばらしかったので、私もすばらしさを書いておこう。

作ったアプリの機能はこんな感じ。自分が使う機能しか付けてないので単純です。

RSSの一覧表示なんてよくあるサンプルだし、認証はWSSEもOauthもどちらもライブラリもサンプルもある*2のでサンプル通りにやるだけでとくにむつかしいことはなにもない。

とくにむつかしいことは何も無いのだけど、同じことを私はObjective-Cではできませんでした。
何だ簡単じゃん、と言われそうだけど、Titaniumでの主な機能の実装は3日でできた。
しかも、iPhone版を作ったあとでそういえばTitaniumってAndroid向けにも作れるんだよな、、と思ってやってみたら半日であっさりAndroidマーケットリリース、というスピード感でした。

コードは1000行ちょっとで、ほとんどがUI関係のコードです。
ロジックっぽいところは100行もないんじゃないかな。

アイディア勝負みたいな小さなアプリだと、発想から形にするまでのスピード感が大切だと思うので簡単に作れるというのは大きな利点だと感じます。

Titaniumはむつかしくない

私のコードを書く力は、仕事でコードを書いてる人の中ではごく普通だろうし、Objective-CHello world止まりです。

仕事でもコードは書いてますが量は少なくて、作ってるソフトも数万ステップのこじんまりとした感じです。javascriptも、これまでは全然使ったことがなくて、Titaniumをいじりはじめてから本を二冊読んだだけ。

ちなみに読んだのはオライリーの顔の本と、Good partsの二冊。
あとのリファレンスはTitaniumのドキュメントを日本語でまとめた素晴らしいPDF*3と、Kitchensinkを眺めたりgithubのコードを眺めたぐらいです。

titanium-mobile-doc-ja - Appcelerator Titanium Mobileに関するドキュメントを日本語でまとめていくプロジェクト - Google Project Hosting

Head First JavaScript ―頭とからだで覚えるJavaScriptの基本

Head First JavaScript ―頭とからだで覚えるJavaScriptの基本

JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス

JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス

Android/iPhoneアプリ市場が血の海になりそう

Objective-CだとHello worldしかできない私みたいな開発者でも、かんたんなアプリなら作れてしまう。
ここまでアプリ開発の難度が下がってしまうと、これまでそれなりに価値のあった「iphoneアプリ開発」の価値が激落ちで、専業の人はTitaniumぇ・・・というヤバい状況になりそう。あまり専業の人はいなそうだけど。

ゲームとか、特殊な分野は別として、普通のアイディア勝負みたいなアプリだったら、Titaniumで作れるようになると一気に血の海になるのではないだろうか。

今まではObjective-CJAVAという参入障壁があったけれど、Titaniumが一気にその壁を取り除いてしまって、ちょっとコードが書ける人だったら誰でも簡単に、しかも早くアプリを作れるようになってしまった。Objective-Cが理解できなくても、私みたいにJavascriptだったらなんとなく書ける、というレベルの人でもアプリが作れるようになってしまった。

しかも、Objective-Cで書いたアプリと比べても、パフォーマンスにそんなに不満はないので、言われなければTitaniumで作ったとはわからなそう。今までは簡単なアプリでも、アプリがあるだけでそれなりにありがたみがあったけど、今後はそのありがたみが一気になくなってしまうし、簡単なアプリだったらTitaniumでサクっと同じようなものを作れてしまうので有料アプリとして売るのは難しくなるだろう。有料で出しても、すぐに同じようなアプリが無料で出てくる、という状態になりそう。

TitaniumでAndroidアプリはもっさり・・・

同じコードから作ったアプリでも、Android版は相当にもっさりします。
ちょっとこれはストレスが貯まるなあ、という動作の遅さ。最初IS01で動作確認したのでマシンスペックの問題かと思ったのですが、DEFYでもIDEOSでももっさりしていたのでスペックの問題ではないみたい。これは困るなぁ。。

ちなみにAndroidは、シミュレータももっさりしているので開発するのにストレスが貯まります。iphoneシミュレータはサクサクで、コンパイルも2秒ぐらいで終わって動作が確認できるので開発がスムーズに進んでとても楽しい。

開発が楽しい、というのはサンデープログラマーにはたいせつなのかも。

一方で実機で動かすのはAndroidの方が簡単で、USBでつないでRun on deviceを押せばインストールされる。iphoneは実機で動かすにはitunes経由なのでワンステップ多い。

開発環境はMac。もはやMacにしない理由はない!

最近、周りの人たちもどんどんiMacになったりMac book airになったりと、Mac率の高まりを感じますが、もうソフト作るんだったらMacにしない理由がないような気がしています。

CygwinとかMeadowとかがんばってUnix環境に近づけたりしなくて良いし、PerlとかRubyとも相性がよいしシェルもあるし往年のSolarisとか使っていた世代には懐かしい感じだし結局Macでしかiphoneアプリは開発できないのでもうWindowsはもう良いかな、と思っています。Windows7は設定もやたらむつかしくなったし、両親の世代やはじめてパソコン使う人ももうMacの方が良いんじゃないかなぁ。。

ハードがWindowsしかサポートしていない、SONY ReaderとかソフトがMacだとイマイチなScansnapをつかうときなどに、Windowsが必要なときはVMWare Fusionで十分対応できています。VMWare Fusion、普通のWindowsパソコンよりも快適に感じます。

Apple MacBook Air 1.4GHz Core 2 Duo/11.6

Apple MacBook Air 1.4GHz Core 2 Duo/11.6"/2G/64G/802.11n/BT/Mini DisplayPort MC505J/A

Mac book airは安いし、USキーボードも選べるし、開発するには理想的。
MAC BOOK AIRはスペックの割りにさくさく動いて、Xcode、TitaniumのコンパイルはiMacよりも早いぐらい。SSDすごい。最近はMac book airばかり使ってしまっています。Let's noteはもう売ろう・・・。
MacBook Air 11インチ欲しい!

Titaniumアプリではどうやって稼ごう?広告が今は出せない

最近リストラの不安があって落ち着かないのでなんとかもう一つ収入源を作りたいのだけど、Titaniumだと有料にする以外にマネタイズの仕組みが事実上ないみたい。
masuidriveさんが作ったAdmobプラグインはあるのだけど、最新のTitaniumでは動かなかった。

Titanium plus、という名称で、公式拡張ライブラリの一つとしてAdmobがサポートされるみたいだけど、これはTitaniumの有料会員にならないと使えない。しかもその月会費が190ドル!といういったいそれ誰が対象なのさ・・と言いたくなる価格設定で、月々の少ないお小遣いでやりくりしている私みたいな弱小デベロッパーには到底払えない金額。iphone developerの登録費用1万円だって苦しいのにさらに月々2万円近くも出せないよ。。

Admobも、他の広告プロバイダも、Titaniumサポートはまだしていないので広告を載せることは現状難しそう。iAdもまだ北米でしか配信されていないし、しばらくはTitaniumがサポートされるのを待つしかない状態みたい。
iAdは、Titaniumが標準でサポートしているので早くサポートされないかなぁ。

iphoneはiadで良いとして、Androidは結局Admob待ちかな。
iphoneは無料アプリもあとから有料にできるんだけど、Androidは一度無料にすると有料に戻せない、という仕様みたいなのでとりあえず有料にしました。Android版はもっさりしているから有料だと売れなそうだけど、値下げしたらどうなるかとか無料にしたらどうなるのかとか実験してみたいのもあっていまのところ有料です。

Androidアプリは15分だけ?返品可能みたいなので、試しに使ってモッサリ感が確認できたら返品してください。。

はまりどころとか

Androidiphoneをまったく同じコードにするのはむつかしそう

無計画にAndroid版を作り始めたのも原因ですが、iphoneにはあるけどAndroidではないAPIがあったりして参りました。とくにUI系は互換性がないAPIがあるので、クロスプラットフォームにするつもりの場合は最初から考えておいたほうが良さそう。

結局、if(osname === "iphone")みたいなコードが散りばめられて大変美しくない事態になりがちでした。ここまで分けるんだったらViewだけ別にするアーキテクチャのほうがいいんじゃなかろうかと思わないでもないですが、、

Appcelaratorの中の人のサンプルプロジェクトで、クロスプラットフォームに美しく対応してそうなコードがあったのですが、理解できませんでした。。

困ったのはタブの位置が違うことで、iphoneだとタブは下に出るのにAndroidは上に出て、しかもタブの位置は動かせないという衝撃の展開!ギョギョー!となったので最初から考えておかないと。

TitaniumのDeveloper BBSに意外と回答があったりする

なにか困ったらDeveloper BBSを検索すると同じことで困ってる人が見つかることが多かったです。もっとも、回答が付いてなかったりもしますが、、

iphoneのパッケージ作成がTitaniumではできない

ちゃんと設定すればできると思うのですが、いくらやってもTitaniumがDistribution provisioningを認識してくれなかったので、結局XcodeでBuildしてitunes connectへアップロードしました。
Objective-Cを少しかじったのは無駄ではなかった・・・と思いたいところですがXcodeの手順は詳細な解説があるのでやっぱり私にとってObjective-Cは無駄だった気がします。難しすぎるし煩雑すぎ。

Titaniumのバグがある?

ScrollableViewを使うと落ちまくるバグに悩まされたのですが、これはTitaniumの不具合っぽい・・けどあまり深追いしていません。ほかにもWinterboardと相性が悪いのか、そもそもWinterboardが筋悪なのか、Winterboardを入れているとメモリ不足で落ちまくるのに悩まされました。

テストはどうやるんだろう。。

動作確認をビッグバン的にやるしかなくて、単体テストどうやるんだろう、というのは謎。どうやるんだろう?UIがあるソフトを作るのがはじめてだったので謎です。
規模は小さいのでブランチカバレッジも頑張ればそれなりに確保できそう。
脳内ラインカバレッジは100%にするのは簡単でした。

Appleの審査

審査は、バイナリをアップロードしてからProcessing for Appstoreまで2日ぐらいでした。二週間かかる、なんて話が昔あった気がするのですが今は早いんですね。

ちなみに新規登録の時は二日ぐらいでしたが、バージョンアップの時は3日かかりました。誤差の範囲かな。

Titaniumで作ったからどうこう、という話はまったくなく、そのまま審査が通って拍子抜けするぐらい。

まとめ

Titanium楽しい!
ここ数年、新しい何かを試してはHello worldを量産するばかりだったけど、久しぶりに形になるものを作った気がします。
次は何つくろうかなー。iPad向けになんかつくってみようかな。

*1:http://d.hatena.ne.jp/moto_maka/20110111/1294688689

*2:id:chris4403さんのhttps://github.com/hatena/titanium-hatena-oauth-sample androidでは動かないけど。。

*3:これあるから日本でTitaniumがはやったのかも